河原に落ちていた日記帳

趣味や日々の暮らしについて、淡々と綴っていくだけのブログです。

【読書備忘録】小池壮彦『心霊写真 不思議をめぐる事件史』(2005)

心霊写真 不思議をめぐる事件史 (宝島社文庫) 作者: 小池壮彦 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2005/06/15 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 17回 この商品を含むブログ (14件) を見る 明治時代から現代に至るまでの「心霊写真」の歴史を、様々な資料を…

【読書備忘録】『歴史を変えた偽書』(1996)

歴史を変えた偽書―大事件に影響を与えた裏文書たち 作者: ジャパン・ミックス 出版社/メーカー: ジャパンミックス 発売日: 1996/05 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (8件) を見る 1996年、オウムの一件が十分に冷めやらぬ時…

【読書備忘録】橘弘文・手塚恵子編『文化を映す鏡を磨く』(2018)

文化を映す鏡を磨く 作者: 橘弘文,手塚恵子 出版社/メーカー: せりか書房 発売日: 2018/07/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 文化人類学者・民俗学者として著名な小松和彦氏の、門下生18名が集ってでき上がった論文集です。本書に寄稿された…

【読書備忘録】小澤実編『近代日本の偽史言説』(2017)

近代日本の偽史言説―歴史語りのインテレクチュアル・ヒストリー 作者: 小澤実 出版社/メーカー: 勉誠出版 発売日: 2017/11/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 『月刊ムー』やらで散々繰り返されていそうなトンデモ歴史言説に*1、11人の…

【日記】宗教民俗学会の研究報告へ。(2018/9/15)

本日は、日本宗教民俗学会で行われた吉田唯氏の研究報告、「ホツマ文献にみる「都鳥」について―『秀真政伝紀』と大宝神社所蔵「都鳥の歌」を中心に」を聴講してきました。どこの学会に所属しているという訳でもない只の一般人でありながら、快く参加させて頂…

【映画備忘録】『MEG ザ・モンスター』観てきました。

全世界(のサメ映画ファン)が待っていた、ジェイソン・ステイサムがメガロドンとガチバトルを繰り広げるモンスターパニック映画です。 かく言う私も、情報が公開されてから観たくて観たくてたまりませんでしたよ。 そして今日、満を持して観に行ったわけな…

【読書備忘録】小松和彦『鬼と日本人』(2018)

鬼と日本人 (角川ソフィア文庫) 作者: 小松和彦 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/07/24 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 妖怪を文化史的に学問する「妖怪学」を提唱したことで知られる、小松和彦氏による最新の著作です。 小松氏は角川ソ…

【読書備忘録】藤原明『日本の偽書』(2004)

日本の偽書 (文春新書) 作者: 藤原明 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2004/05 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 26回 この商品を含むブログ (22件) を見る ノンフィクションライターの藤原明氏による、俗に「古史古伝」「超古代史」などと呼ばれる偽…

【日記】奈良県橿原市八木の愛宕祭へ。(2018/8/25)

奈良県橿原市の八木地区で、8月23~25日の3日間にかけて行われる、愛宕祭へ行ってきました。 橿原市公式ホームページでの紹介

【読書備忘録】田中康弘『山怪 山人が語る不思議な話』(2015)

山怪 山人が語る不思議な話 作者: 田中康弘 出版社/メーカー: 山と渓谷社 発売日: 2015/06/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (19件) を見る 図書館の民俗学の書棚に置いてあるのを見て、借りてみました。 今のところ3巻まで刊行さ…

【日記】建部大社の船幸祭へ。

8月17日、滋賀県大津市の建部大社の祭礼である「船幸祭」へ行ってきました。 現在では山王祭・大津祭と並び「大津三大祭」とも称されるお祭りなのですが、実はこれまで見に行ったことがなかったので、ちょうどよく時間が空いたのを期に見物してみることにし…

【読書備忘録】吉田唯『神代文字の思想 ホツマ文献を読み解く』(2018)

神代文字の思想: ホツマ文献を読み解く (ブックレット“書物をひらく”) 作者: 吉田唯 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2018/05/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 知る人ぞ知る「古史古伝」と呼ばれる歴史書群のうち、『秀真伝』(ホツマツタ…

【日記】下鴨納涼古本まつりへ行きました。

京都下鴨神社で行われる、毎年恒例の古本まつりへ昨日行って来ました。 「納涼」を自称しておきながら物凄く暑いので、「下鴨灼熱古本まつり」と揶揄する声もありますが、何だかんだで毎年通ってしまいます。 何しろそこには、気が遠くなるほどの古本が売ら…

【読書備忘録】長山靖生『偽史冒険世界 カルト本の百年』(1996)

偽史冒険世界―カルト本の百年 (ちくま文庫) 作者: 長山靖生 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2001/08 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (23件) を見る 図書館の書庫から引っ張り出してもらって、読みました。 分かる人には…

【読書備忘録】宮崎賢太郎『カクレキリシタン 現代に生きる民俗信仰』(2018)

カクレキリシタン 現代に生きる民俗信仰 (角川ソフィア文庫) 作者: 宮崎賢太郎 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/02/24 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 図書館の新刊図書として入っているのを見かけ、借りてみました。 つい先月に…

【日記】打ち捨てられた神社について。

先日、JR大津駅付近を散策していたところ、打ち捨てられた小さな神社を見つけました。

【読書備忘録】小畑紘一『祭礼行事「柱松」の民俗学的研究』(2018)

祭礼行事「柱松」の民俗学的研究 作者: 小畑紘一 出版社/メーカー: 岩田書院 発売日: 2018/05/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「柱松」と呼ばれる松明行事を、日本全国の事例から考察した研究書です。 例によって地元の図書館にリクエスト…

【読書備忘録】由谷裕哉『近世修験の宗教民俗学的研究』(2018)

近世修験の宗教民俗学的研究 作者: 由谷裕哉 出版社/メーカー: 岩田書院 発売日: 2018/05/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 今年になって刊行された、近世修験の研究書です。地元の図書館にリクエストして入荷してもらいました。 〈内容紹介…

【読書備忘録】noho『となりの妖怪さん』第1巻(2018)

201 となりの妖怪さん 1 作者: noho 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2018/07/12 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 梅雨が明けてから連日の猛暑で、軽く夏バテ気味の私ですが、皆さんはどのようにお過ごしですか。 さて今回、Twitt…

【日記】京都の祇園祭へ。

綾傘鉾 梅雨が明けて良い天気が続くので、京都の祇園祭へ行って来ました。 とは言え初めてでも何でもなく、京都の大学へ通っていた頃は毎年ぶらぶらと見物していました。 祇園祭は日本を代表する祭礼の一つであり、また近年ユネスコ世界遺産に登録されたこと…

【読書備忘録】村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(1985)

やれやれ系主人公が跳梁跋扈することで知られる村上作品のうち、4作目の長編小説に当たります。 古本屋で売られていた文庫版を買ったのですが、何故かその店には上巻しかなかったので、下巻は新しく定価で購入しました。 ところが運悪く2010年に新装版が出て…

【読書備忘録】『南方熊楠 人魚の話〈STANDARD BOOKS〉』(2017)

図書館で借りて読みました。 民俗学者・博物学者として著名な、南方熊楠(1867~1941)の随筆集です。 〈内容紹介〉※Amazon商品紹介欄より引用 生誕150周年の知の巨人の膨大な原稿を1冊に精選。自然科学、民俗学、宗教学等を横断し、古今東西を渉猟できる未…

書き綴っていきます。

はじめまして。 ブログというものを始めてみることにしました。 どういったことを書くかはまだ特に決まってはいませんが、 主に読んだ本や観た映画など、色々なことを思いつくまま散漫に書いていこうと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。