前回、前々回ではそれぞれ、戦前日本のマスメディアでネッシーはどのように報じられていたのか見てきました。
この調べ物の副産物として、小ネタとして使えそうな搾りカスがちょっぴり溜まったので、いくつかまとめてみたいと思います。
今回は、「外科医の写真」以前に実はネッシーの写真が日本で紹介されていた?という話題です。我ながら小ネタすぎる。
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前回の記事(↑)では、戦前の新聞でネッシー(ボビー君)がどのように報じられていたのか、色々ご紹介しました。
さて今回は、戦前の雑誌ではネッシーがどのように扱われていたか、という点に焦点を当てていきます。
とは言え現状、私が存在を確認できているのは国立国会図書館デジタルコレクションに収録されている以下の5つの記事だけです。恐らく未発掘の雑誌記事も数多いと思うので、これからの調査の進展に期待です(私の探し方が悪いだけかもしれないので、情報提供も無責任にお待ちしております)。
※戦前の資料では「ネッシー」という呼び名は一切出てきませんが、当記事では便宜的に当該の怪物をそのように呼称します。
続きを読む最近、未確認動物(UMA)の歴史を調べていることについては当ブログでも何度か触れていますが、なかなか調べたことをまとめることができずにいる今日この頃です。
戦後について言えば、70年代のオカルトブームもあり際限なくUMA資料が存在するため、総括するのが大変です。しかし戦前のこととなると、逆に資料を見つけるのがけっこう難しい状態にあります。
そんな中でも、ネス湖の怪物……後に「ネッシー」と呼ばれる〝怪物〟の情報について、戦前の日本における受容の一端が分かる資料が徐々に集まってきたので、ひとつこの機会にまとめてみたいと思います。
今回は、戦前日本の新聞におけるネッシー報道をざっと見ていきましょう。
※戦前の資料では「ネッシー」という呼び名は一切出てきませんが、当記事では便宜的に当該の怪物をそのように呼称します。
続きを読む今年も既に4分の1が終わってしまったという事実がじわじわと効いてくる季節です、どうもこんにちは。
今月は私の周囲で割とバタバタすることがありまして、あまりじっくり本を読んだりする時間がなかったのですが、せめて普段の習慣としての読書日記は綴り続けていきたく思っています。
今月読んだ本は、以下の通り。(順番は一部を除き読了した順)
なんだかどんどん世界がややこしくなってきて、なかなか心休まらない日々ではありますが……今回もまた自分用のメモも兼ねて読書記録を大公開です。今月読んだものはこちら。(順番は読了した順)
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あけましておめでとうございます。まだギリギリ「正月」なのでこの挨拶もセーフのはずです。
皆さまはいかがお過ごしですか。お元気でしょうか、生き残ってますか。
私の方はUMAに関する調べ物を進めようと思っていた矢先、オミクロン株とかいうゴミカスが流行り始めてしまったため、腰を据えた調べ物がやりづらくなり悶々としているところです。地元の図書館では30分以内での滞在を呼びかけられているのですが、はっきり言って30分で調べ物を進めるのは不可能です。
なので調べたことの成果をブログに書くこともできずにいるのですが、折角なので自分用のメモも兼ねて、1月中に読んだ本の感想を気軽に書いてみることにします。ご紹介するのは、以下の本です。(順番は読了した順)