河原に落ちていた日記帳

趣味や日々の暮らしについて、淡々と綴っていくだけのブログです。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書備忘録】礫川全次『サンカ学入門』(2003)

サンカ学入門 (サンカ学叢書) 作者: 礫川全次 出版社/メーカー: 批評社 発売日: 2003/10/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (2件) を見る 木地屋やマタギといったいわゆる「漂泊民」を対象とした民俗誌的研究は数多く存在し…

【読書備忘録】篠原徹『民俗学断章』(2018)

民俗学断章 作者: 篠原徹 出版社/メーカー: 社会評論社 発売日: 2018/05/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 民俗学者であり、現在は琵琶湖博物館の館長を務める篠原徹氏による最新の著書です。 表紙の写真は、日本のどこぞにある山村の風景………

【読書備忘録】原田実『偽書が描いた日本の超古代史』(2018)

偽書が描いた日本の超古代史 (KAWADE夢文庫) 作者: 原田実 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/10/17 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 本屋に並ぶ商品の背表紙をとりとめもなく眺めていると、無意識の内に「知られざるユダヤの陰謀」と…

【読書備忘録】『偽史と奇書が描くトンデモ日本史』(2017)

偽史と奇書が描くトンデモ日本史 (じっぴコンパクト新書) 作者: オフィステイクオー,原田実 出版社/メーカー: 実業之日本社 発売日: 2017/01/20 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 「偽史」や「奇書」と呼ばれる文献の数々を解説した、新書…

【読書備忘録】藤野七穂『偽史源流行』(雑誌連載、2000~01年)

今回は刊本ではなく、今は亡き通俗歴史雑誌『歴史読本』で平成12年1月~13年12月の2年間、全24回に渡り連載されていた連載稿、『偽史源流行』について書いてみます。カテゴリをどこにするか地味に迷いましたが、読書であることに間違いはないでしょう。 著者…

【読書備忘録】徳田和夫編『東の妖怪・西のモンスター』(2018)

東の妖怪・西のモンスター―想像力の文化比較 (学習院女子大学グローバルスタディーズ) 作者: 徳田和夫 出版社/メーカー: 勉誠出版 発売日: 2018/07/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 東洋の「妖怪」、西洋の「モンスター」の…